ゆるふわ刑法ブログ

かぽーんと刑法を考えるブログです。司法試験の過去問解説とか、基本書の紹介とかやってます。たまにリアル社会のことも考えます。論の展開が粗いのと読みにくいフォントは仕様。

憲法その他

情報雑感2(情報の偏りについて)

1 情報源について こんにちは〜 今回は「情報の偏り」に至るまでのプロセスについて考えてみたいと思います。 まず、情報源についてブレイクダウンすると、下図のとおりです。 情報源は、大きく「コミュニティ」と「情報媒体」に分類できます。「パロール」…

よくわかる社会保障制度(ウソ)

1 はじめに こんにちは〜 本日のテーマは「社会保障」です。 先日、うっかり「社会保障と保険の勉強会でもやりますか〜」みたいなノリで自主勉強会を企画してしまったために、泥沼になっている今日のこの頃。なにこの複雑さ。理論も体系もあったものじゃな…

司法警察活動と行政警察活動

◆刑事訴訟法は体系的に理解できない こんにちは~ 今回のテーマは、「司法警察活動」と「行政警察活動」についてです。 はじめにお断りをしておきますと、刑訴法なんか体系的に理解できるわけがないですし、原理・原則を習得することなんかも不可能ですから…

用語法の闇について

こんにちは~ 本日のテーマは、法学における「用語法」です。用語法なんか気にすれば気にするほどいくらでも問題にできるので、気にしないほうがいいのですが。 法律家はマスメディアに対して過剰にその用語法を攻撃しているのではないかと感じます。たとえ…

イデオロギーと伝統

1 「ルビンの壺」の意味するところ 最近、諸事情から抽象度が高くなってきていて恐縮ですが、本日のテーマは「イデオロギー」です。 まずは、以下の作品をご覧ください。 (Wikipedia「ルビンの壺」より引用。) 言うまでもなく、白い部分に注視すれば「壺…

「フェイク・ニュース」と事実報道

インフルエンザが流行っているみたいなので皆様、お気を付けくださいませ…(どうでもいいですけど、「ファッションが流行」みたいな違和感が…) 本日のテーマは、「フェイク・ニュース」です。 フェイク・ニュースとは、読んで字のごとく内容虚偽の事実報道…

これからさくっとてきとうに正義論の話をしよう――市場・国家・共同体

0.イントロ 本日のテーマは「正義論」です。一時期、サンデル教授の白熱教室で話題になりました。たいそうな名前がついていますが、法哲学(あるいは倫理学や政治学)の一領域をそう呼んでいるだけです。とりあえず「正義」の定義や、何の領域の問題なのか…

公職選挙法と選挙運動のラビリンス

こんにちは~ 本日の学習テーマは、「公職選挙法」(昭28法100)です。 公選法違反の犯罪構成要件を一覧にしてざっくり解説しようと思ったのですが、諦めました。数が多すぎたからです。しかも、体系と呼べるほどの体系がなく、何の脈絡もなく大量の規定が置…

イマジナリーな領域への権利に関する覚書

こんにちは~ 本日のテーマは「イマジナリーな領域への権利」です。 …え? そんな権利知らないって?? これはですね、新たに発見された「憲法上の権利」なのです!(大嘘) ◆わかるようでわからない「脱構築」 ジョークはさておき、この概念を厳密に説明し…

疑わしきは被告人の利益に、無罪推定、推定無罪?

こんにちは~ 本日のテーマは「無罪推定原則」です。 はじめに言っておきますが、 「推定無罪」じゃないですからね。 それは、下のスコット・トゥローの小説の名前です。映画化もされました。 推定無罪〈上〉 (文春文庫) 作者: スコットトゥロー,Scott Turow…

「被害者なき犯罪」と道徳・社会倫理規範

◆何が問題となっているのか こんにちは~ 本日のテーマは、いわゆる「被害者なき犯罪」です。 個別具体的・直接的な被害者(法益主体)のいない風俗犯や経済犯などの犯罪類型を、「被害者なき犯罪/被害者のない犯罪」と総称することがあります。たとえば、…

なぜ官僚は無能に見えるのか?

こんにちは~ タイトルはいささか挑発的ですが、ほかに適切な見出しを思いつかなかったので、これにしてみました。テーマは、たぶん「官僚」です。 先にお断りをしておきますと、私個人は、官僚組織の中の人たちといくらか面識があったりします。彼/彼女ら…

「ドイツ憲法学」ってなんだ(後編)

◆主観的権利と客観法 前編に引き続き、「ドイツ憲法学」否、「ボン基本法学」が日本の憲法解釈論にどのように取り込まれているのかを考察(というか、ただの説明ですが)します。ネーミング的に「ドイツ憲法学」のほうがなんというかかっこいいので、以下で…

「ドイツ憲法学」ってなんだ(前編)

あらかじめ予告しておきますが、次々回は「比例原則とパレート最適」です。 「比例原則」という概念を説明するにあたって、最近のドイツ流の三段階審査論に言及してみたところ、どんどん文章量が増えてきたので、むしろこの部分を独立させておいたほうが読み…

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